名古屋市博物館所蔵資料詳細

豊臣秀吉自筆書状

代表画像
豊臣秀吉書状

項目 内容
資料番号 516-0061-00000-0000
資料名 豊臣秀吉自筆書状 / とよとみひでよしじひつしょじょう
別称
点数/員数 1 / 1幅
寄贈者
時代 安土桃山時代
年月日 (慶長2年) / (1597) / 6~7月
作者・宛名 おとら宛
法量(cm) 本紙縦:26.0 横:65.8 表装縦114.0 軸長76.4
出土地・産地・使用地
品質形状 紙本墨書 軸装 もと折紙
伝来 小出揚氏旧蔵文書
コレクション
付属品
印章・銘記
資料解説 「おとら」は蒲生氏郷の妹で秀吉の側室である三条氏。彼女へ病気見舞いを述べ、回復したら「瓜畠又は舟遊び」へ誘う内容である。「瓜畠遊び」とは瓜売りなど百姓に扮して「ごっこ遊び」をする遊興で、秀吉が主宰し諸将に扮装をさせ、料理や歌舞などの饗応をして楽しんだ。同じ頃朝鮮では、藤堂高虎をはじめとした日本水軍による海戦がくり広げられていた。

【秀吉文書集の編集ノートから】
「瓜畠遊び」は、一般には『太閤記』にて、文禄年中の肥前名護屋滞在中に秀吉が催し、朝鮮出兵の臨戦ストレスを発散したと記されているのが有名ですが、同時代史料には、『義演准后日記』慶長2年6月27日条に伏見で秀吉主催の盛大な「瓜見」の記録があり、当状の背景としてはこちらの蓋然性が高いと思われます。(2021常設展テーマ10「慶長の朝鮮出兵」キャプション)
参考文献 『豊臣秀吉文書集』7巻5606号/『豊太閤真蹟集』5号
掲載書籍・図録
指定区分 国認定重要美術品
指定年月日
記述ノート <釈文>
   かへす/\御なかこしにて候や、うけたまハり候へく候、
わつらひのよし、たゝいまきゝ申候、やうしやう候て、十五日にうりはた、又ハふなあそひに、おの〳〵こし候間、御出候へく候、ミまい申候ハんか、まつ〳〵文にて申候へく候、かしく、
    おとらへ    大かう
        まいる

『義演准后日記』慶長2年6月27日条
「伏見向島瓜見トシテ、諸門跡不残、従太閤御所御召請。御同舟ニテ島へ相渡了。舟中ヨリ乱舞、直瓜畑へ御誘引。各手瓜取之。所々茶屋在之。茶屋にて種々御振舞。数剋之後、大閤御所ノ本ノ御茶屋へ御同道、其にて斎賜之。召具之者共、不残一人賜之。其後瓜賞玩。数剋御物語。種々御奔走、尽善尽美。午剋歟縡訖帰寺。門跡之外、大仏興山上人、其外禅衆一両人也。明日ハ公家中俗中御振舞云々。珍重」
摘要
展示中
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